屋根材の剥がれ

屋根の修理はDIYで可能なのか?

屋根に不具合が起て、ちょっとした修理をしたい場合、業者に頼むと高額な費用を請求されるイメージがあるため、自分で(DIY)でできないかと考える方も多いと思います。

自分で行えば、最小限の修理で改善出来て、費用も材料代だけで済んでしまいます。

ですが、屋根修理を自分で行うという事は、もちろんリスクやデメリットも数多くあります。

その注意点をしっかりと理解してから作業を行うか決めましょう。

ここでは、屋根修理をDIYで行うメリット、デメリットについて解説していきます。

屋根修理をDIYで行うメリット

まず、屋根修理をDIYで行うメリットとしては、費用が材料代だけで済んでしまうという事でしょう。

プロに依頼すると、3万円とか5万円かかるケースもあります。

また、小さい修理でも大きな工事を勧めてくる業者もいますので、そういった営業に合わないで済みます。

材料代も防水材や養生など用意したところで、数千円くらいで買えるので、費用面ではお得です。

そのほか、自分で行うため、不具合が起きてからすぐに修理を行えるということでしょう。

業者に依頼すると、1週間や2週間待たなくてはいけないこともあります。

その間に、被害が拡大してしまうこともありますので、そういったことを防ぐことができます。

屋根修理をDIYで行うデメリット

屋根修理のデメリットは、何といっても屋根の作業なので危険であるということです。

思っている以上に屋根は滑りますし、勾配も高さもあります。

登ったはいいものの、逆に降りるのも怖いため、降りれなくなる人もいます。

滑って落ちたら大怪我だけではすみません。

そのほか、自分でも修理を行ってもそれで改善できたのか判断が難しいでしょう。

自分で修理を行ったことで、逆に状況を悪化させてしまったケースや雨漏りがずっと止まらないということもあります。

せっかく苦労して修理を行ってもこれでは無駄な労力となってしまいます。

DIYのやり方

メリット、デメリットを説明した上で、それでも挑戦したいか向けに、屋根修理方法を解説していきます。

ホームセンターに「変成シリコン」というコーキング材がありますので、この材料をまず用意していきます。

コロニアルの破損であれば、割れた破片の裏側にコーキングを縦向きに線を入れるように塗って張っていくだけです。

粘土瓦も同様に割れた箇所をコーキングで、接着させていきます。

注意点としては、絶対に横向きにコーキングしてはいけません。

横向きにコーキングしてしまうと、万が一瓦の裏側に雨水が入っても抜け道が無くなってしまうからです。

また、コーキングの色は、「クリア色(透明)」を使用すると補修箇所が目立たないのでおすすめです。

まとめ

屋根修理は、自分で行うと安く、早く作業が行えます。

ですが、危険が伴い、屋根が改善出来ているのか、判断するのが難しいでしょう。

屋根修理を自分でやることに少しでも不安がありましたら、プロに任せましょう。

プロに依頼するにしても何社か声をけてみれば、適正な工事内容と金額で施工を行ってくれるでしょう。