屋根塗装はDIYで施工できるのか？　

一部の屋根材を除き、屋根は定期的な塗装が求められます。

しかし、数十万円の費用がかかるため、屋根塗装をDIYしたいと考えている方もいると思います。

屋根塗装をDIYすれば費用は抑制できますが、非常にリスキーであることを覚えておきましょう。

屋根塗装のDIYも不可能ではない

日頃からDIYを楽しんでいる方も多いと思いますが、屋根塗装もDIYが不可能ではありません。

足場を組むなど、しっかりと準備を整えることさえできれば、DIYでの塗り替えも可能と言えます。

ただし、あくまで不可能ではないだけであって、決しておすすめはできません。

自分達で屋根塗装を行った場合、確かに費用は節約することができます。

一方、メリットとも言えるのは費用くらいで、それ以外に多くのデメリットがあるのです。

後悔したくない方は、プロに任せた方が良いでしょう。

プロに任せたら品質が担保される

屋根塗装をプロに任せると、基本的に施工の品質が担保されます。

プロは様々な現場で屋根塗装に携わった経験があり、技術においても確かなものがあります。

しかし、屋根塗装をDIYしてしまった場合、塗装の品質はいっさい担保されません。

塗れたとしてもムラができてしまい、住宅性能に影響が及んでしまう可能性もあります。

結局塗り直しが必要になり、プロへ相談するというケースになるかもしれません。

屋根は常に紫外線や風雨にさらされているため、塗装はクオリティが求められます。

プロなら安定した施工が可能なうえ、塗りムラも基本的に起こりません。

万が一施工に問題が生じたとしても、再塗装などの対応が可能です。

塗装後のことも考えると、DIYはメリットの薄い手段と言えるでしょう。

DIYはケガをするリスクが大きい

DIYによる作業はケガにも注意しなくてはいけません。

屋根塗装は高所での作業になりますので、足場をしっかり組み、安全対策を施して作業する必要があります。

一方、DIYは安全対策が不十分になるケースも多く、大怪我に繋がる危険度が高いのです。

もし屋根から落下したら、骨折だけでは済まない可能性もあります。

命にも関わるリスクが潜んでいますので、屋根塗装のDIYは避けるべきでしょう。

それでも屋根塗装をDIYする場合、プロと同等の安全対策を施すことが求められます。

万が一に備え、複数人で作業できるようにすることも重要です。

まとめ

屋根塗装をDIYすれば、費用を抑えることができます。

ただし、塗装の品質が担保されませんし、ケガをする可能性もあります。

少しでも不安がある方は、プロに任せることをおすすめします。