屋根塗装

屋根塗装のタイミングはいつ頃がべストなのか?

屋根を維持するためには適切なタイミングで行わなければなりません。しかし、屋根の老朽具合、状態を判断するのはとても難しいですよね。屋根塗装のタイミングについて調べてみましょう。

屋根塗装のタイミングは?チェックすべき劣化症状について

コケや藻の発生

屋根材が茶色く汚れてきた場合には、注意が必要です。

この汚れは、コケや藻であり、屋根材が雨水を吸収するとおこる現象です。

防水効果が切れているため、早めに塗装で防水を行って保護していく必要があります。

ひび割れ

屋根材にひび割れがあったら注意が必要です。

ひび割れの隙間から、内部に雨水が入り込んで防水シートを傷めてしまうからです。

すぐに問題はありませんが、防水シートが破けてしまうと、そこから雨漏りしてしまいますので、早急にひび割れは塞いだ方が良いでしょう。

チョーキング

旧塗膜が劣化してくると、表面が色あせてきます。

その状態の屋根を手で触ると、チョークのような粉が付くことをチョーキングと言います。

防水効果が切れているため、再度塗装を行って防水を行っていく必要があります。

屋根材の浮き

屋根材の浮きは、雨水を吸収して乾いてを繰り返すと発生する現象です。

雨水を吸収しているという事は、防水効果が切れている証拠なので、これも注意が必要です。

浮きが悪化すると屋根材が割れてしまう原因となります。

割れてしまうと、塗装だけでは改善できないので、早めの対処が必要となってきます。

屋根塗装のタイミングを逃すとどうなる?

雨漏りする

塗装のタイミングを逃してしまうと、劣化が進み、防水シートを傷めて、最終的には雨漏りしてしまいます。

雨漏りしてしまうと、塗装では改善できなくなってしまいます。

また、内装工事も必要となり場合もあり、大が掛かりな工事となてしまいます。

塗装ができなくなる

雨漏りしない場合でも、屋根材の劣化が酷くなってしまうと、下地の状態が悪くなり塗装が出来なくなってしまう事があります。

下地が悪いと塗装を行ってもすぐに剥離を起こしてしまい、意味がなくなってしまうためです。

屋根塗装はいつ行うべき?

築10年目

屋根塗装のベストなタイミングは、築10年目です。

築10年経つと、新築時の塗装が劣化し始めるころだからです。

劣化してから早めに行う

劣化がみられたら、早めに塗装を行うと良いでしょう。

塗装は屋根材が劣化するのを遅らせる目的で行う工事です。

少しでも劣化する前に行っておいた方が、綺麗な状態を保てるため、早い方が良いのです。

良い屋根工事業者の選び方

屋根工事業者の選び方は、地元の塗装屋さんを何社か探してお問い合わせして、見積もりを取ることです。

それぞれアドバイスを受けるかと思いますが、最終的には同じ内容と条件で見積もりを依頼して比較することが重要です。

注意点として、ただ安いだけの中身の薄い業者さんは、やめといたほうが良いです。

まとめ

屋根塗装は、コケや藻、ひび割れ、チョーキング、浮きなどの症状が出てきたら早めに行いましょう。

年数の目安としては、築10年目です。

予算の都合もあると思いますが、放っておいても良いことはありませんので、早めの工事がおすすめです。