屋根リフォームで使用する屋根材の種類

屋根リフォームを行う場合、しっかりと決めなくてはいけないのが屋根材です。

一口に屋根材と言っても多くの種類があり、耐用年数や費用相場が大きく変わります。

機能を付加した塗料もありますので、場合によっては検討してみると良いでしょう。

価格が手頃なアスファルトシングル材

数ある屋根材の中で、安価に施工できるのがアスファルトシングル材です。

アスファルトシングル材とは、防水シートの上に自然石粒をコーティングさせた屋根材です。

重量は㎡あたり約9kgとスレート屋根材の約半分ほどとなります。

自然石粒によって、その耐久性は高く、20～30年はメンテナンスが不要となります。

アスファルトシングル材は比較的価格が安く、1平方メートルあたり7000円前後と、リーズナブルな相場が魅力と言えます。

屋根リフォームに使われる屋根材は、これらの他にも機能性を追求した材料があります。

上記のガルバリウム鋼板に自然石粒をコーティングした自然石粒付き鋼板という屋根材も近年では注目が集まっています。

その耐久性は非常に高く、メーカーから30年保証が出ているほどです。

遮熱効果も期待でき、屋根が外気の影響を受けにくくなり、室内の温度を保ちやすくなります。

遮熱効果は太陽光を反射する特性を持つ塗料で、屋根の温度を下げ、夏場に室内の温度を下げる働きがあります。

自然石粒付き鋼板も費用が少し高めで、1平方メートルあたり11,000円前後かかります。

屋根リフォームに使われる屋根材はバリエーション豊富で、施工費用や耐用年数も屋根材によりけりです。

特に安価なのはアスファルトシングル材ですが、耐久性を考慮するなら自然石粒付き鋼板になります。

また、住まいの遮熱性などを高めたい時は、各種機能性を持った屋根材を選びましょう。

そのほか、屋根材によって全体的な美観も影響がでますので、しっかりと比較検討した上できめることが大事です。